わたしたちがつくる家は飛騨高山の森から生まれた木でできています。

 

   木を単に家づくりの材料として捉えるのではなく、

   森の恵みである木を大切に育てるところから家づくりがはじまると考えています。

 

木が育って森となり、やがて森から伐採した木で家ができる、そして家の住まい手によって

木が使われて間伐が進み、苗が植えられて、また森が育まれてゆく。

 

   どの家に使われる木にも、それぞれにものがたりがあります。

森づくりと家づくりのものがたり

01 植 林  s h o k u r i n

 林業の始まりは植林から。

それぞれの樹種に合った土地に苗木を植えていきます。

この小さな苗木が大きくなって木材として利用できるのは何十年後でしょうか。

そんな未来に思いを馳せながらの植林作業です。

 02 伐 採  b a s s a i

 枝打ちや間伐などの作業を繰り返し、十分に育った原木をチェーンソーで刈り倒してゆきます。

厳しい寒さに耐えた高山の木は年輪がきめ細かく、強い材になります。

 

03 製 材  s e i z a i 

 伐採された丸太を家を建てるための角材に加工していきます。

皮を剥ぎ、腕利きの職人が木の個性を見定め良さを引き出す「木取り」によって挽いてゆきます。

端材はチップになり、燃料として再利用しています。

 04 乾 燥   k a n s u o

 木材の良さを損なわない天然乾燥や低温乾燥を組み合わせています。

自然の風と太陽の力を借りてじっくりと水分を飛ばしてゆきます。

天然乾燥は木の香りや色味を損なわず、粘り強い材料となるのです。

 

 05  き ざ み   k i z a m i

 プレカットによる加工が基本ですが、オプションで飛騨の匠である大工による手刻みでの加工も選択できます。

木のことを知り尽くした大工だからできる手刻みによる家づくりは強く、柔軟で長持ち。

木の美しい魅せ方も考えながら加工します。

 

 06  上 棟   j y o t o

 ここまで長い時間をかけて加工されてきた木材がとうとう家の形に組みあがってゆきます。

テキパキと動く大工の姿とどんどん組みあがってゆく材料を見るのは圧巻です。

今までイメージだけだった家の形や大きさが実際に出来てくるので、どんどん実感が湧いてきます。

 

 

07  完 成   k a n s e i

 上棟からたくさんの職人たちの手によって丁寧に作られた家がとうとう完成です。

これから新しい住まいで新しい暮らしのはじまりです。

暮らしの中で気になることがあればいつでもご相談ください。

責任を持って対応させていただきます。

 

 08  植 林  s h o k u r i n

 建物が完成したら次の世代に繋ぐ植林を行います。

goboc設計事務所で家を建てたみなさまには、植林に参加していただくことをお勧めしています。

定期点検の際には、植林した木が成長した様子を写真とともにご紹介します。

 

 

 

自分たちで植林した木が立派に成長するころ、

この木からとれた材料を自分たちで使用することができます!※

※goboc設計事務所で設計する建物、もしくは井上工務店で施工する建物に限ります。


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